Poem -Gift Collection-
片恋
ずっとあなたの視線追ってた
いつも見てるその子は誰
問いかけるの怖くて
見つめてるあなた見つめてた
共にいた時間なら
誰にも負けないくらいあったのに
特別になるのに
時間など関係ないとでもいうの
自分の幸せより他人の幸せ
自分は犠牲でいいなんて
そんなの単なるエゴイズム
大切にされて守りきられて
そんなの全然嬉しくない
少しくらい心配させて
喧嘩の一つもしてみたい
分かってるような顔しないで
甘やかされてるだけなんて
なんだか自分が惨めじゃない?
期待なんかしてないよ
特別なんていらないわ
視線の先にいるあの子
認めないほど馬鹿じゃない
だけど ねぇ
せめて今まで想ってたことくらい
受け止めてくれたっていいじゃない
for 霜月
もともとリクエストで書いたものではなかったのですが、気に入っていただいてもらわれていきました。嬉しいことです。ありがとうございますm(_ _)m で、元はといえば、未公開のある自作小説からできた詩です。その小説もいつかアップする予定ですが、いつのことやら……。